断熱ドクター

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なぜ冷蔵倉庫の断熱が必要なのか?

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断熱とは、読んで字のごとく「熱を断つ」ということです。外からの熱を、冷蔵倉庫内に進入するのを防ぎます。食品の栄養や風味を損なうことなく保存するためには、低温下での保存が不可欠です。そのためには、冷蔵倉庫とって「断熱」の重要性は言うまでもありません。
断熱設計に不備があると、外からの熱が倉庫内に伝わり、冷蔵倉庫の中の温度が一定に保たれず、食品の品質劣化に繋がります。
大型冷蔵倉庫を一定の冷温状態で保つためには、しっかりとした「断熱設計」が必要になります。

断熱を怠るとどうなるのか?

断熱施工を怠ると、下記のような症状が発生します。

これらの症状を起こさないためにも、プロによるしっかりとした断熱施工が必要になります。

断熱をしっかりすることで、このようなメリットがあります。

こんなお悩みありませんか?断熱工事ですべて解決できます。

冷蔵庫の中が結露して大変なんだけど、なんとかならない?

倉庫内の温度と湿度のバランスを保つことで、結露を防止する!

結露を防止するためには、「温度と湿度のバランス」を保つことが重要です。
このバランスが失われると、結露が発生し、カビやダニを発生させる原因のひとつとなります。また水分が倉庫内の断熱材に浸透し、断熱機能を損なったり、結露が凍結し、冷蔵倉庫の破損にもつながる場合もあります。

断熱施工により、倉庫内の温度は常に一定に保ち、換気により余分な湿度を倉庫外に排出することで、適度な湿度を保たなければいけません。
結露防止策として、空気の出入り口となるなるドア部分の見直しや、除湿機の設置、天井裏の場合、天井内を断熱ボード等で密閉する等の方法があります。

結露が見つかってから対策をすることも可能ですが、対策方法も限られコストも高くかかってしまいますので、倉庫を新設する際やリニューアルする際に、結露対策を十分考えた設計が必要になります。

冷蔵庫の光熱費が高すぎる!もうちょっと安くならない?

熱が逃げる場所がないか、様々な角度から徹底チェック!

光熱費を下げるためにも、断熱が重要です。冷蔵倉庫は、倉庫内の温度を一定に保とうとしますので、外気の侵入等で倉庫内の温度が上がってしまうと、その分空調動力が動きますので光熱費もあがってしまいます。そのため、外気が侵入しそうな箇所を徹底的になくし、常に倉庫内を一定の温度で保つことが重要です。

また、各冷蔵装置の洗浄・状態チェックも必要です。冷却塔や冷却器のフィンを洗浄し、ホコリや垢を落とすことで冷却性能が向上し、冷却運転時間が短くなります。室外機に日陰部分を作り、直射日光を避けることも有効な手段です。
断熱工事で、節電を可能にする方法もありますが、日々の掃除などで光熱費を削減することもできます。

冷蔵倉庫の下が凍っちゃう。凍上はどうしたら防げるの?

床下の通気を確保し、土壌が凍らないように改修!

凍上とは、冷蔵倉庫の下の土壌が、倉庫内から放熱された冷熱により凍らされ、膨張することで、冷蔵倉庫の床の一部が浮き上がってしまう現象をいいます。凍上が発生する原因は、土質や地下水・温度によるところが大きいといわれていますが、土質を調査することで、凍上するかどうかを判断するのは、非常に困難です。そのため、どの冷蔵倉庫でも凍上対策が必要となります。

凍上対策として、倉庫を高床式にし、冷蔵倉庫の床面と地表の間に空間を設けたり、凍上を防止するために、凍上防止用の通気管を倉庫の下の地中に埋め込む方法が一般的です。

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